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今回紹介するのは、教養としてはテクニカルロジーAI、仮想通貨、ブロックチェインとなる本です。
AIやロボットは人間の「労働」を奪うのか?仮想通貨は「国家」をどう変えるのか?ブロックチェンがあります「金融・経済」への影響は?世界大学ランキング6年連続1位(英クアクアレリ・シモンズによる)の米国マサチューセッツ工科大学(MIT)でメディラボ所長を務める伊藤穰一が「経済」「社会」「日本」の3つの視点で未来を見抜く。
こういう本を待っていました。
MITメディアラボの所長としてリスク評価を集めるなど世界に誇る日本人であり、世界的に影響力のある著者のの、これまでで日本語で書かれた著作は非常に少ない、ありました共著や対談もしく専門書いてあった程度でした。前編「9プリンシズ」はいやにも専門的で、翻訳勘定の文章も読まれただからの、書店でパラパラ見て断念しました。その点、本書は新書で価格もお手頃ですが、最初から日本語で書いているか(著者は英語が第一言語だそうですが)、大変読みやすかったです。
中身としては、AI、仮想通貨、ブロックチェインといったテクニックの最新動向を引き合いにして、著者の冒頭で「テクロノロは現代社会を生きる人が共通に理解しておいてもの。 (中略)技術的な仕組みを理解することなく、その背景にある考え方をフィロソフィーとして理解することが不可能であると述べるように、テクロジーのものよりも、その考え方や歴史、さらに私たちに及ぼします影響について述べています。また、テクロロジーの発達により、人間、教育、日本人はどう変わるかを見通すこととする章もあります。未来を予測するという姿勢は「変わる/変える」で統一された各編のタイトルからも明かです。だいたい、いくつかの章では結論が曖昧だと言うか、歯切れ悪く無理矢理終わっているうに見受けられ、スッキリしないこともありました。これは著者自身も未来を読み切れず明確な答えを持っていないということなのでしょう。
個人的にはこれから世界を変えることであいうテクロノギークたちが根底に持っている考え方や思想を基本から知ることができるのがよかったです。まさに「教養としてしてのテクロジー」です。最先端のテクニックに精通している人には無用の長物でありますが、多くの一般人には大変有益な本だと思います。
以上、興味のあるかたは、実業の商品をアマゾンなどでご確認ください。
今回は、最後までお付き合いありがとうございました。
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