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仮想通貨の獲得手段である「マイニング」を同意しないで他人のパソコンで行ったとして、6月14日までに神奈川や愛知など全国の10県警は18歳〜48歳の学生や会社員、自営業な16人を摘発しました。全員が男性で、3人が逮捕され、他は書類送検されたのとのことです。
マイニングとは、仮想通貨取扱いに関する計算作業に協力することで、新しい仮想通貨を得ることができる仕組みです。
彼らが使用しているのは、コインハイブというプログラムで、自分が運営するサイトにプログラムを埋め込む、サイト閲覧者のパソコンに自動的に仮想通貨のMONEROなどをマイニングをさせるなどどんなことがあったかします。
このプログラムではマイニングのために必要とされる膨大な計算処理を分担して行うためのものでした。サイトの閲覧者は、気付かないようにパソコンをマイニングに使え、想定外の電力消費や動作の遅延が起きる恐れがあるようです。
マイニングのプログラム自体は一般サイトでも利用されることもありますが、閲覧者から同意を得ず、無断でマイニングさせるケースについては、最初に摘発に踏み切ったようです。
—-コインハイブ—-
このプログラム、コインハブの運営元Coinhive Teamは「邪魔なウェブサイト広告の代替手段を提供することがゴール」として目的の元に、サイト運営者は広告を表示することなく、閲覧者から直接、リアルタイムに収益が得られると気づいています。コードをサイトに埋め込むだけで誰でもマイニングに参加することができました。
Coinhiveは、「広告に代わる新しい収益手段になる」と期待され、UNICEF（ユニセフ）は難民支援募金を、コインハイブを通じた仮想通貨マイニングで行う、仮想通貨時代の画期的なマネイニング手段となるもの、期待されていました。
ですが「ユーザーのCPUを勝手に使うマルウェーだ」と批判する声も大きく、現在、多くの広告ブログがCoinhiveをブロックしているほか、一部のアンティウィイルソフトにもブロックされているようです。
こまま悪用する人がいる限りは、ただのマウス扱いで終わってしまってです。
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